ジャック・リヴェット監督最新作『ランジェ公爵夫人』4月5日(火)岩波ホールにてロードショー
ランジェ公爵夫人 文豪バルザックの名作を巨匠リヴェット監督が完璧に映画化
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リヴェット x バルザック
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INTRODUCTION イントロダクション
ヌーヴェル・ヴァーグの巨匠リヴェット監督が、文豪バルザックの名作を映画化。  19世紀初頭、パリの貴族社会を舞台に、男と女のかなわぬ愛が辿る数奇な運命を描く。
ジャック・リヴェット監督が、カンヌ国際映画祭でグランプリを獲得した『美しき諍い女』(1991)に続き、フランスの文豪バルザックの名作を忠実に、完璧なまでの美しさで完全映画化。力強く、堂々たる風格の文芸作品を生み出した。19世紀初頭パリの虚飾と欺瞞に満ちた貴族社会を舞台に、最初は戯れのように見えた二人が、いつしか激しく恋愛に陶酔してゆく姿をとおして、男と女の普遍的な関係を見事に描き出す。その徹底した細部へのこだわりと、冷静な眼差しは、恋に身を焦がす男女の心情を際立たせ、二人の甘美で幻想的な世界に、観る者の魂を誘う。
主演バリバールとドパルデューの、相手に一歩も譲ることのない緊張感溢れる名演技。蝋燭の灯りに美しい衣装、同時代の貴族社会を忠実に再現した美術、見事な撮影。
艶やかにモンリヴォーを誘惑するランジェ公爵夫人を演じるのは、フランスの人気女優ジャンヌ・バリバール。強烈な存在感を放つモンリヴォー将軍を演じたギヨーム・ドパルデューは、父親ジェラール・ドパルデューに勝るとも劣らない名演技で魅了する。二人の演技は、時代と世界を超え、現代の私たちの胸に愛の真実の姿を突きつけてくる。また脇を固める名優ミシェル・ピコリとビュル・オジエの風格ある演技は作品に重厚感を与えている。『ランジェ公爵夫人』はリヴェット監督の冴え渡った練達の演出と、俳優たちの素晴らしい演技、蝋燭の灯などの自然光を生かした美しい映像、貴族社会を忠実に再現した美術や衣裳などにより、格調高い輝きを放っている――。
STORY 物語
社交界の華ランジェ公爵夫人とナポレオン軍の英雄モンリヴォーの電撃的な出会い。  二人は互いに心を探り、そして繰り広げられる愛の駆け引き。
パリの華やかな舞踏会でランジェ公爵夫人は、モンリヴォー将軍と出会う。公爵夫人に激しい恋心を抱くモンリヴォー。公爵夫人は思わせぶりな振舞いで彼を翻弄し続ける。追い詰められたモンリヴォーは、たしなみや信仰を理由に拒絶する公爵夫人を、誘拐するという手段に打って出る。それを機に恋に目覚めた公爵夫人。彼女はモンリヴォーに熱烈な手紙を送りはじめるが、彼は徹底的に無視する。拒絶されたと思いこんだ公爵夫人は、失意のうちに世俗社会から離れてゆく・・・。
REVIEW レビュー
リヴェットはバルザックの原作を脚色したにとどまらない。彼はバルザックの小説を、映画によって文字どおり再創造した
──ユマニテ誌
息詰まるような愛と、気も狂わんばかりのパッションに火傷してしまいそうだ
──ル・モンド紙
 
この映画では、主人公も、主人公を写すカメラも、そして観客もが、身動きもままならないままに愛の深淵へと運ばれてゆく
──リベラシオン紙
ヌーヴェル・ヴァーグの古強者が届けてくれたこの途方もない愛の物語は、私たちに映画を愛することを思い出させてくれた
──テレラマ誌
   
ジャック・リヴェットはもっとも繊細な感情を映画に昇華せしめ、青、赤、そして金色に彩られたみごとなシンフォニーを生み出した
──シコロジー誌
 
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