ルーアンのコンセルヴァトワールで演技を学び、次いで'76年からパリのコンセルヴァトワールでも、マルセル・ブリュヴァル、アントワーヌ・ヴィテーズのもとで学ぶ。'79年より準団員としてコメディ・フランセーズに迎えられ、'85年に正団員に。その間、ジャン=ポール・ルシヨンの演出によるチェーホフの「三人姉妹」でイリーナ役を演じて評判を取る。その後も、ヴィテーズ、ジャン=リュック・ブテ、ダニエル・メスギッシュらの演出による舞台で活躍。'07年より、ギヨーム・ガリエンヌとのコラボにより、ダリオ・フォの「Lu santo jullare Francesco」を共同演出したほか、本作の原作となる舞台劇でも協働と、ガリエンヌにとって最大の協力者でもある。今年、アルノー・デプレシャンのテレビ用作品「La Foret」に出演。
 
1963年パリ生まれ。セルジーの国立高等現代美術学校(ENSAPC)で造形美術を学び、卒業後は舞台装飾の道に進んで'87年よりドミニク・ピシューのもとでアシスタントとして就く。その後、'90年にクリスチャン・ヴァンサンの『恋愛小説ができるまで』で初めて映画の美術を担当する。クリスティーヌ・パスカル監督『不倫の公式』('95年)、ジャン=アンリ・ロジェ監督『ルル』('02年)などを経て、'09年のジャコ・ヴァン・ドルマル監督『ミスター・ノーバディ』の美術で注目され、ヴェネツィア映画祭でオゼッラ技術貢献賞を受賞。さらに'12年の『タイピスト!』ではセザール賞の美術賞にノミネートされている。
 
ベルギー生まれ。ベルギーのHRITS映画学校で学ぶ。兵役を経て、コマーシャル・フィルムの撮影を中心にしながらも短編映画の撮影監督として活動を始める。次第に頭角を現し、2007年にコーエン・モルティエの「Ex Drummer」を経て、'08年、ラッセル・マルケイの『スコーピオン・キング2』の撮影を担当。さらに、ラデュ・ミヘイレアニュ監督の注目作「La Source des femmes」('11年)、ダイアン・クルーガーとダニー・ブーン共演の『バツイチは恋のはじまり』('12年)の撮影も担当と、これからの活躍が期待される気鋭の撮影監督。

12歳のときからパリのコンセルヴァトワールで学ぶ。ソルフェージュを主席で修了し、さらに和声、対位法、管弦楽法でも主席修了という快挙を成す。'90年よりコンセルヴァトワールでクリスティーヌ・エダ=ピエールのアシスタントとして就き、'93年より管弦楽法の教授も担当。また、室内楽の分野でディディエ・ロックウッドやムスティスラフ・ロストロポーヴィチら多くのミュージシャンと協働。映画音楽の分野では、ヴァンサン・ペレーズの監督作『天使の肌』('02年)や同じくペレーズが主演した『花咲ける騎士道』('03年)、さらに『TAXI 4』('07年)などに参加。
 
1963年生まれ。パリ・クチュール組合の服飾学校で学び、卒業後は映画衣装の分野で活躍するカトリーヌ・ルテリエのアシスタントとして就く。そこでロバート・アルトマンの『プレタポルテ』('94年)やリュック・ベッソンの『ジャンヌ・ダルク』('99年)などで経験を積む。'98年、ジェームズ・ユットの『シリアル・ラヴァー』で一本立ち。さらにベッソンの『ヤマカシ』('01年)やヴァンサン・ペレーズ主演の『花咲ける騎士道』('03年)、ジュリアン・シュナーベルの『潜水服は蝶の夢を見る』('07年)などの衣装を担当。本作のほか、'00年の『王は踊る』、'10年の『アデル/ファラオと復活の秘薬』でセザール賞の衣装賞にノミネート。
   

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